経営陣さえも例外なく、カクタでは全社員が店舗スタッフからキャリアをスタートしています。「正真正銘の完全実力主義を具現化させたい」という想いのもと、公平で正当な評価制度を創り上げ、内容と仕組みを成熟させてきたカクタ独自の『職能等級制度』をご紹介します。
店舗スタッフから経営幹部に至るまでのプロセスを8段階に細分化し、仕事内容や役割を明確化。昇格基準も全社員に公開しています。具体的には、各等級ごとに専用評価表を用意し、3ヵ月ごとの自己評価を実施。同時に複数の上司による評価も実施され、公平性を保つ観点から平均点を算出。この上司評価のポイントが規定の点数を上回れば、1段階上のキャリアへ昇格する資格が与えられます。さらに6級・5級・4級への昇格では、筆記試験と面接も実施。筆記試験の点数も個人へフィードバックされるため、専用評価表とも照らし合わせながら、「今の自分は昇格基準を満たしているか」「次のステップに足りないものは何か」を正確に把握することができます。
※各等級をクリックすると、詳細情報がご覧いただけます。
1級(管理職能):部長
レジャー・アミューズメント事業の推進を担う本社の経営幹部として、全店舗の営業管理や新規出店計画の企画立案などを担当。エリアリーダークラスをはじめとするメンバーを率いて進行していきます。また、新規事業における責任者として牽引する道も拓けます。
2級(管理職能):課長・店長
店長として、より高度なスキルを持つ人材となる道。エリアリーダーとして複数店舗を統括する道。本社の課長として企業経営の一翼を担う道など、ステップは多彩。志向に応じて必要な能力を磨き、実績を残すことで、自ら道を切り拓いていくことができます。
3級(管理職能):店長
店長は店舗の運営全般を担う「経営者」として、「ヒト・モノ・カネ・情報」の全てを管理します。集客のための宣伝・広報企画、スタッフ全員のマネジメント、売上・利益計画の策定と実践など、幅広い業務に精通します。
4級(指導・監督職能):主任
一般的なサービス業でいえば店長代理に匹敵し、店舗におけるNo.2のポジションとして「店舗経営」の領域に入っていきます。売上・利益・稼働率などを自分で管理する遊技台コーナーを持ち、各々のデータを分析していくスキルなどを養っていきます。
5級(指導・監督職能):副主任
ホール運営の実質的なリーダーとして、店舗スタッフやチーフの教育およびサポートも担います。また日々の店舗勤務と並行して、遊技台の構造知識やホール運営に関わる法律などを学ぶKSS(カクタ・セキュリティ・スタッフ)の社内講習も受講していきます。
6級(一般職能・現金管理):チーフ
7級の職能要件に加え、両替機の管理など現金を取り扱う業務も担当します。店舗の売上・利益に間接的ではありながら関わるため、機器の構造を正しく理解し、現金回収や補充作業を正確かつスムーズに行えるよう、知識と技術の両面を高めていきます。
7級(一般職能):店舗スタッフ
ホールでの基本業務をしっかりと身につけて実践するほか、勤務店舗に新人が配属された際は先輩スタッフとして、これまで学んできたことを伝えていく役割が加わります。具体的には、店舗における教育トレーナーの社内資格を取得し、後輩の指導に取り組みます。
8級(一般職能):店舗スタッフ
各店舗ごとの教育トレーナーから指導を受けつつ、ホール運営に携わります。ホール内を巡回し、大当たりを出されたお客様や、何かお困りのお客様のもとへ駆けつけて対応するなど、接客サービスを中心としたホール運営の基本動作を徹底的に身につけます。